Project Story 01

システムエンジニアの写真
システムエンジニアの写真
言われたモノを作るだけじゃない。
厳しい条件を言い訳にしない開発。

プロジェクト推進者 T.H.
2019年入社
システム開発部

My Career

  • 2019年8月~2020年1月

    電力事業者向けシステム開発・保守

  • 2020年8月~2020年12月

    学習支援・管理アプリ開発

  • 2021年1月~現在

    自治体向けサービスシステム開発・保守

プロジェクトにおける役割
サブリーダー

プロジェクトチーム
プロジェクトマネージャー、サブリーダー、メンバー

システム開発では、期間や人員、環境などがすべて完璧に整っているとは限らない。とくに既存システムの場合は、システムを稼働させつつ、機能追加などをおこなう必要があり、タイトなスケジュールになることが多い。ある自治体向けのシステムの改修プロジェクトも例外ではなかった。限られた時間の中で、お客さまが望む機能・品質を実現するにはどうすればいいか。そんなプロジェクトに初めてサブリーダーとして挑むことになったのが、入社4年目のT.H.であった。

プロジェクトミッションの画像 プロジェクトミッションの画像
サブリーダーへのチャレンジ。
未来につながる経験を手に入れる。
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サブリーダーへのチャレンジ。
未来につながる経験を手に入れる。

ずっとプログラマーであった私にとって、4年目にしてやってきた初のサブリーダーの仕事は、とても大きな経験になりました。担当したのは、自治体向けのシステムの改修プロジェクト。一つひとつの申請に管理番号を振り分けていく新機能を追加することになったのです。プロジェクトの規模そのものは決して大きなものではありませんが、2ヶ月で完成させるというのがお客さまからの条件でした。

まず取り組んだのが設計です。決めるべき項目は多く、どれもが非常に複雑でした。データの保存方法を決めたり、PDFで出力する際のルールを決めたり。こうした細かな仕様を一つひとつ決め、しかもお客さまに説明して納得していただく必要があります。

それまで対顧客の折衝などの経験がなかった私にとっては非常に難しい仕事でした。上司であるプロジェクトマネージャーにたくさんのアドバイスをしていただきながら、なんとか仕様を決め、資料をまとめることができました。

お客さまの期待に応えたい。
創意工夫で課題をクリア。
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お客さまの期待に応えたい。
創意工夫で課題をクリア。

お客さまの前で話す経験がなかった私にとって、最初はとても緊張するものでした。何度もミーティングの機会を設けて説明していくのですが、お客さまがすぐに理解して許可を出してくれるとは限りません。なかなか許可が下りない中でも、納期はどんどん迫ってきます。

そこで私は、仕様が決まった部分から順次、開発を進めていくスケジュールを組みました。もちろんリスクもありましたが、限られた時間の中で開発を成功させるには、この方法しかありません。

開発をスタートさせてからも、新しく仕様を決めなければならないことや既存システムとの折り合いを上手くつける工夫が必要な場面がぞくぞくと出てきました。想定外の事態にも遭遇しましたが、トラブルへの対応も同時進行させていかなければなりません。複数の画面でボタンが重複して表示されてしまったり、似たような機能が2つもあったりと、問題は尽きませんでした。

理想のエンジニア像を目指し、信じる道を一歩ずつ進んでいく。
理想のエンジニア像を目指し、
信じる道を一歩ずつ進んでいく。

初めての上流工程の仕事に戸惑いつつも、何とかプロジェクトは進んでいきました。もちろんプロジェクトマネージャーの存在に助けられた部分も多く、サブリーダーとしての役割が十分に果たせていたとは思いません。

ですが、幸いにも納期に遅れることなく開発は完了しました。まだリリースからさほど時間が経っていないのですが、今のところ不具合が発生した連絡もなく、とりあえず安心しています。サブリーダーの経験がなく、プロジェクトマネージャーに助けてもらった場面や苦労した場面もありましたが、何とか上手く開発できました。今後はもっと力をつけて、大きな仕事でも安心して任せてもらえるようになっていきたいですね。

プログラムを作ることに関しては、ある程度の自信を持っていますが、その他のことについては上手く説明できないことばかりです。私たちの仕事は、言われたモノを作ることではありません。相手の期待を超える良いモノを作っていくのが役割です。

だからこそ、どんなに時間がなくても、厳しい条件であっても、「もっとこうすればいいのではないか」という提案を忘れないようにしたいです。優れた提案のためには、プログラム以外の知識も身につけ、システムを使う人の気持ちを理解する必要があります。一人前のプロジェクトリーダーを名乗れるのはまだまだ先のことですが、一歩一歩、近づいていきたいです。

システムエンジニアの写真 女性の写真

Schedule

  • 9:00

    出社
    メールのチェックとタスクの整理をします。

  • 9:10

    定例ミーティング
    チームメンバーと進捗共有をします。

  • 10:00

    デスクワーク
    ミーティングの内容を元にプログラム・設計書の修正をします。

  • 12:00

    昼食
    近くのうどん屋さんで食事をとることが多いです。

  • 14:00

    お客さまとの会議
    お客さまと打ち合わせをします。

  • 18:00

    業務終了
    上司に進捗の報告をおこない、退社します。

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今後のめざす目標・キャリア

これまで先輩方からいただいた多くの指摘やアドバイスを参考にしながら、自分なりのやり方を模索していこうと思っています。また、先輩から自分がしてもらったのと同じように、後輩の成長を考え、適度に難しい仕事を任せてフォローしてあげられるようになりたいと思います。

これから先もプロジェクトリーダーやサブリーダーとしての経験を積み、将来的には大規模なプロジェクトも任せてもらえる存在に。そして、お客さまのご要望に対して適切なご提案ができて、プログラミングのスキルも持ち合わせ、チームをまとめ、お客さまやメンバーから頼りにされるエンジニアになることが目標です。

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