Project Story 02

システムエンジニアの写真
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100点満点を超えるモノづくり。
初めてのプロジェクトマネージャーへの挑戦。

プロジェクト推進者 H.M.
2017年入社
システム開発部

My Career

  • 2017年7月〜2018年7月

    スマホのカメラアプリ開発・保守

  • 2018年8月〜2023年5月

    子ども向け教育アプリ開発

  • 2023年6月~2024年3月

    産休・育休

  • 2024年4月~現在

    プロバイダ事業者向けポータルサイト開発

プロジェクトにおける役割
プログラマー→プロジェクトマネージャー

プロジェクトチーム
プロジェクトマネージャー兼システムエンジニア、
メンバー2名

教育のデジタル化が定着しつつある現在。学校教育の現場だけでなく、様々な教育ビジネスでもアプリ開発競争が激化している。ある教育事業会社では「教科書では学べない学び」をテーマにしたアプリ開発が計画されていた。子どもたちの勉強が楽しくなるような、ゲーム感覚や遊び心のあるアプリを開発するため、新手法が採用されることになった。未経験の開発手法への挑戦は、どのような結果をもたらしたのだろうか。

プロジェクトミッションの画像 プロジェクトミッションの画像
前のめりに取り組んだ開発。
プロジェクトマネージャーへの抜擢。
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前のめりに取り組んだ開発。
プロジェクトマネージャーへの抜擢。

教材アプリの開発プロジェクトにアサインされたのは、入社2年目の夏です。お客さま先で、先方の担当者の方と一緒にアプリ開発に取り組むことになりました。小学校低学年の子どもが、タブレットを使って学習するためのアプリ開発。「教科書では学べないことが学べる」というのが、大きなテーマです。

プロジェクトにおける私の最初の役割はプログラマーでした。ですが、単にソースコードを書くだけの仕事に満足するつもりはありませんでした。仕様書通りにプログラミングするのではなく、どれだけ新しい価値を生み出せるのかが、プログラマーに本当に求められることだからです。「こうすれば小さな子どもにも分かりやすくなるんじゃないですか」といった提案を積極的に心掛け、前のめりに開発に取り組んでいました。

そんな私に転機が訪れます。なんとプロジェクトマネージャーにチャレンジしてみないか、という誘いがあったのです。プロジェクトメンバーのみなさんが「任せるならHさんがいいだろう」と推薦してくださったのです。

使う人の声をカタチにしたい。
経験のない開発手法へのチャレンジ。
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使う人の声をカタチにしたい。
経験のない開発手法へのチャレンジ。

今回のプロジェクトでは、新しい開発手法が採用されていました。2週間を基準に期間を区切って優先度の高い機能から順に実装とテストを繰り返していくので、開発途中でもユーザーの声を取り入れながら設計変更が容易におこなえる点が最大のメリットです。

ユーザーである小学生たちに使ってもらって、そこでの反応を基に機能の追加・削除を検討したほか、アニメーションや演出、デザインにも変更を加えながら改善を図っていくことができました。まさにユーザーの声から作られるアプリです。

また、私にとっては初のプロジェクトマネージャーという立場での開発だっただけに、いろんな経験を手にできました。自分で開発するプログラマーとは違って、プロジェクトマネージャーはプログラマーが開発に専念できるよう環境を整え、リスクを未然に防ぐ準備を整えることが役割です。「きっとここでつまずくだろうな」という予測をして、不安要素を一つひとつ取り除いていきます。目の前の工程を管理するのはもちろん、同時に2手先、3手先を予想した行動を求められるのが、一番難しいところでした。

作って終わりじゃない。本当に使いやすい形を追求していく。
作って終わりじゃない。
本当に使いやすい形を追求していく。

慣れないプロジェクトマネージャーの仕事に苦労するいっぽうで、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、リモート開発を余儀なくされたことも私を苦しめました。開発メンバーと顔を合わせることができず、チャットなどテキストでのコミュニケーションがどんどん増えていきました。ニュアンスが伝わらなかったり、上手く意思疎通が図れなかったりして、小さなコミュニケーションのギャップが起き、思うように開発が進みません。メンバーに指示を出し、人に開発してもらうことの難しさを痛感しました。

プロジェクトマネージャーになった当初はメンバーに作ってもらったプログラムを、自分の目で全部確認しなければ落ち着きませんでした。ですが、そんな作業をしていては納期に間に合いません。開発はチームでおこなうものですから、メンバーを信じる心がなければ、価値あるアプリを作れないのは当然です。そこで、思い切って任せてしまうことにしました。おかげで自分の仕事だけに専念できるようになり、プロジェクトは円滑に動き出しました。その後の開発は順調に進んでいって、最終的には非常に満足度の高いアプリに仕上げることができました。子どもたちの声を大切にして、遊び心のあるアプリを作れた点が最大の勝因です。

私たちが作るモノは、作って終わりではありません。何度もバージョンアップを繰り返すことで、ユーザーにとって本当に使いやすい100点満点以上のモノづくりができることを学びました。

システムエンジニアの写真 女性の写真

Schedule

  • 9:00

    出社
    メールや一日のスケジュールを確認します。

  • 10:00

    デスクワーク
    会議資料の作成や設計書の確認をおこないます。

  • 12:00

    昼食
    チームメンバーと近くのお店にランチに出かけます。

  • 14:00

    お客さまとの会議
    お客さまの声が聞けるタイミング。しっかりヒアリングします。

  • 17:00

    定例ミーティング
    進捗や全体のスケジュールを確認します。

  • 19:00

    業務終了
    早く仕事が終わった日は、飲みに行くこともあります。

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今後のめざす目標・キャリア

これまでマネジメントした案件は規模がそこまで大きくなく、担当プログラマーは1人だけのプロジェクトでした。今後は複数人のメンバーがいるチームでプロジェクトマネージャーに挑戦してみたいと思っています。また、これまではスマホアプリの開発を担当していたので、今後はWebアプリケーションの開発にも挑戦してみたいです。

自分自身のスキルを高めるだけでなく、後輩の成長を支える頼れる先輩社員になりたいです。すべてのことに精通する「物知り博士」になるのは難しいかもしれませんが、後輩から悩みを相談されたときに、一緒に解決策を考え、一緒に成長していけるような、そんな先輩でありたいと思います。

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