Project Story 03

システムエンジニアの写真
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メンバーの力を引き出し、
お客さまが求める最適解を導き出す。

プロジェクト推進者 I.T.
2010年入社
システム開発部 部長

My Career

  • 2021年4月~2022年4月

    教育業サービス基盤改修

  • 2021年12月~2022年5月

    電力小売事業者向けパッケージカスタマイズ

  • 2022年4月~2022年12月

    自治体向け申請管理システム開発

  • 2022年10月~現在

    納税申告受付システム開発

プロジェクトにおける役割
プロジェクトマネージャー

プロジェクトチーム
プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、
サブリーダー、メンバー5名

オンラインで時間や場所を問わず、行政への手続きを可能にする自治体向けのシステムが普及する現代において、そのシステムを利用する地方自治体のニーズが多様化している。システム開発部のI.T.のもとにも、「予約に対して担当者を割り当てたい」「見積の算出をできるようにしてほしい」など、大小様々な要望が舞い込んできた。お客さまの抽象的なニーズに対して、どのようなアプローチをしてきたのか。「シンプルさ」が重要と語る仕事の詳細に迫る。

プロジェクトミッションの画像 プロジェクトミッションの画像
お客さまの声を深掘りし、
最大限ニーズを満たすシステムを。
システムエンジニアの写真
お客さまの声を深掘りし、
最大限ニーズを満たすシステムを。

私は、新事業開始を目的としたバックエンドシステム開発プロジェクトや業務効率化を目的としたシステム刷新など、大小様々なプロジェクトを立ち上げてきました。その中でも注力してきたのが、全国の自治体に向け導入されているクラウドサービスのシステム開発です。

行政機関での手続きをオンラインでおこなえるようになるこのサービスは多くの自治体で導入されており、私は自治体の多様化するニーズに合わせたシステムの提案をしてきました。例えば、ほかの利用自治体様に影響が及ばないよう考慮しながら最新のUIなども提案し、ニーズを最大限満たせるように心がけました。

行政機関の窓口は、よく混雑し長期間待たされるわずらわしさがありますが、このサービスの導入で個人の都合に合わせた予約がおこなえるようになり、利用しやすい窓口の実現に貢献しました。

メンバーの数だけアイデアを創出し、
新たな提案へとつなげる。
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メンバーの数だけアイデアを創出し、
新たな提案へとつなげる。

プロジェクトを推進する上で、情報を分解・整理し、データの流れをシンプルにすることを心がけています。例えば、「予約枠に担当者を割り当てる」という要望も、「担当者の人数」「予約の時間枠」「予約時間枠ごとの担当者のスケジュール」「稼働時間」「休日」などの大量の情報を分解して洗い出し、具体化していきます。

必要な情報を精査し、データの流れと機能の整合性がとれて、初めてインターフェースの提案ができるのです。 古くから同じシステムを使い続けているお客さまに対して、ドラッグして予約の確認ができる、新しい予約スケジュール管理機能を提案して採用されたときにはやりがいを感じました。

データの内側に目を向けてみても、必要な情報を分解することは、シンプルなデータの流れを構築できるので、やはり重要です。シンプルなデータの流れを構築することで、プロジェクトに参画したメンバーが設計思想を理解しやすく、指示が少なくても問題が起きにくいため⼿戻りもなくなります。作業も共通認識を持って進められるので、アイデアがメンバーの数だけ生まれ、新たな提案につながります。いかに、シンプルにするか。メンバーとコミュニケーションをとりながらプロジェクトを推進しています。

若手にリーダーを任せることで、お客さまと向き合う視点を学んでもらう。
若手にリーダーを任せることで、
お客さまと向き合う視点を学んでもらう。

プロジェクトを立ち上げるときは、お客さまの利便性の向上のために、過去最高傑作をつくる意気込みをもって臨んでいます。行政機関の窓口予約システムに携わったときは、お客さまと入念に対話を重ね、同じ方向を向いているのか確認しながら開発を進めました。要件定義書の精度を上げるために、認識をすり合わせる資料を用意するなど、当たり前のことを迅速かつ丁寧におこなうよう心がけています。

さらに、一つのプロジェクトの中で必ず新しい機能や改善案を提案するのが私のこだわりです。お客さまのニーズを満たすだけではなく、ベストをつくすために、最新の技術を踏まえた上で最適解を提案する。このように、お客さまに向き合ってきたからこそ、今では全国で利用されているようなシステムと連携したサービスの開発を任されています。

当たり前のことを堅実におこない、お客さまのためにベストを尽くす。これがアイピーシステム流です。若手にリーダーを任せるのも、先輩達と同じ視座をもってお客さまと向き合ってほしいからです。お客さまの想いに応えるために、メンバーと対等な立場で意見を出し合える組織が私の理想です。

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Schedule

  • 9:00

    出社
    チームメンバーとタスク・進捗・課題の共有をします。

  • 10:00

    資料作成
    午後の開発プロジェクトの打ち合わせに向けて資料を作成します。

  • 12:00

    昼食
    持参したお弁当を食べます。

  • 13:00

    プロジェクト打ち合わせ
    資料をもとに開発イメージを共有し、課題やリスクを検討します。

  • 15:00

    デスクワーク
    課題解決に向けた調査・検討やメンバーのフォローをおこないます。

  • 20:00

    業務終了
    帰ってご飯を食べます。本を読んだり動画を見てゆっくりします。

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今後のめざす目標・キャリア

IT業界に20年以上、携わってきましたが、新しい技術や設計手法、マネジメント手法は日々登場しています。つねにチャレンジャーとしての心を忘れずに学び続け、より良いプロジェクト運営を目指していきたいと考えています。

最近では、自分の子どもと年齢が近い若手メンバーが増え、その吸収力や成長速度には驚かされるばかりです。アドバイスを伝えると、伝えたこと以上に成長してくれます。今後は、自分の経験や知識を言語化してメンバーに伝えることをより意識しておこなっていきたいと思います。そして、数年後にかつて一緒に仕事をしたメンバーと久しぶりに同じプロジェクトで仕事をするときに、メンバーの成長度合いに圧倒されたいですね。

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