シンプルなシステム開発が、
顧客が求める最適解を導き出すカギ。

PROJECT STORY
STORY
03
PROJECT STORY
STORY
03
■ プロジェクト概要
オンラインで時間や場所を問わず、行政への手続きを可能にする自治体向けのシステムが普及する現代において、そのシステムを利用する地方自治体のニーズが多様化している。システム開発部のI.T.のもとにも、「予約に対して担当者を割り当てたい」「見積の算出をできるようにしてほしい」など、大小さまざまな要望が舞い込んできた。お客様の抽象的なニーズに対して、どのようなアプローチをしてきたのか。「シンプルさ」が重要と語る仕事の詳細に迫る。
■ プロジェクトにおける役割
プロジェクトマネージャ
■ プロジェクトチーム
プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダー、サブリーダー、メンバー5名
プロジェクト推進者
I.T. システム開発部・部長
2010年入社

I.T.の想い: 顧客目線で
使いやすいサービスを提案する。

顧客の想い: 洗練された使いやすいシステムを。

お客様の声を深くまで掘り下げ、
かゆい所に手が届くシステムを。

お客様の声を深くまで掘り下げ、
かゆい所に手が届くシステムを。

私は、新事業開始を目的としたバックエンドシステム開発プロジェクトや業務効率化を目的としたシステム刷新など、大小さまざまなプロジェクトを立ち上げてきました。その中でも注力してきたのが、全国の自治体に向け導入されているクラウドサービスのシステム開発です。行政機関での手続きをオンラインで行えるようになるこのサービスは多くの自治体で導入されており、私は自治体の多様化するニーズに合わせたシステムの提案をしてきました。例えば、他の利用自治体様に影響が及ばないよう考慮しながら最新のUIなども提案し、ニーズを最大限満たせるように心がけました。行政機関の窓口は、よく混雑し長期間待たされるわずらわしさがありますが、このサービスの導入で個人の都合に合わせた予約が行えるようになり、利用しやすい窓口の実現に貢献しました。

シンプルにすることで
見えてきたことが、
新たな提案につながった。

シンプルにすることで
見えてきたことが、
新たな提案につながった。

プロジェクトを推進する上で、情報を分解・整理し、データの流れをシンプルにすることを心がけています。例えば、「予約枠に担当者を割り当てる」という要望も、「担当者の人数」「予約の時間枠」「予約時間枠ごとの担当者のスケジュール」「稼働時間」「休日」などの大量の情報を分解して洗い出し、具体化していきます。必要な情報を精査し、データの流れと機能の整合性がとれて、初めてインターフェースの提案ができるのです。古くから同じシステムを使い続けているお客様に対して、ドラッグして予約の確認ができる、新しい予約スケジュール管理機能を提案して採用された時にはやりがいを感じました。データの内側に目を向けてみても、必要な情報を分解することは、シンプルなデータの流れを構築できるので、やはり重要です。シンプルなデータの流れを構築することで、プロジェクトに参画したメンバーが設計思想を理解しやすく、指示が少なくても問題が起きにくいため⼿戻りもなくなります。作業も共通認識を持って進められるので、アイデアがメンバーの数だけ生まれ、新たな提案につながります。いかに、シンプルにするか。メンバーとコミュニケーションをとりながらプロジェクトを推進しています。

堅実に、かつベストを尽くす。
これがアイピーシステム流です。

プロジェクトを立ち上げる時は、お客様の利便性の向上のために、過去最高傑作をつくる意気込みをもって臨んでいます。行政機関の窓口予約システムに携わった時は、お客様と入念に対話を重ね、同じ方向を向いているのか確認しながら開発を進めました。要件定義書の精度を上げるために、認識をすり合わせる資料を用意するなど、当たり前なことを迅速かつ丁寧に行うよう心がけています。さらに、一つのプロジェクトの中で必ず新しい機能や改善案を提案するのが私のこだわりです。お客様のニーズを満たすだけではなく、ベストをつくすために、最新の技術を踏まえた上で最適解を提案する。このように、お客様に向き合ってきたからこそ、今では全国で利用されているようなシステムと連携したサービスの開発を任されています。当たり前のことを堅実に行い、お客様のためにベストを尽くす。これがアイピーシステム流です。若手にリーダーを任せるのも、先輩達と同じ視座をもってお客様と向き合ってほしいからです。お客様の想いに応えるために、メンバーと対等な立場で意見を出し合える組織が私の理想です。